DIARY



 9.1

夏休みの締めくくりはfuracocoへ。夜は初です。
どれだけ手をかけているのだろう…
そんなお料理がお盆いっぱいに運ばれてくる。
そして、久々のかっちゃん。
何だか嬉しくなってしまって、遅くまで話をしました。

furacocoさんと出会った10年前とは世の中も大きく変わる。
当時はHPが主流。
それが、今はインスタで「今」を手軽に見て、沢山の選択肢から選べる時代に。
「どう見せるかが全て」と話すお店の方がいても不思議ではない。
ヒラリと。媚びずに淡々と。

そんな時代、「自分は不器用だから」と話す笑顔に
強い魅力を感じてしまうのは、きっと私だけではないはずです。
更なる10年後。
かっちゃんの気持ち良い笑顔が見れますように。
そんな事を感じた夜でした。


furacoco










 7.30
息子の夏休みが始まる。
預かりのない長い、長い休み。
昨年は苦労したけれど、今年はその反省を生かせている。と思う。
休み前までにかなり織ったので、この時期にしてはいいペース。のはず。

そして、2年生になった息子は成長しました。
友達と家を行き来しながら遊んだり。
プール教室でクロールを練習したり。
今日はリュックを背負って祖父の家に泊まりに行きました。
パパとママから離れてのお泊り。

親から離れて、少しづつ自分の世界を持ち始めている息子。
私も負けないように、少しづつでも進まなければ。
今日は白い布を洗って、黒い羊毛を紡ぎます。









 6.1
日々はシンプル。
起きて、食べて、織って、
息子と話して、旦那さんと話して、
食べて、織って、寝る。

数日前から手紡ぎの糸を使った作品に取りかかる。
大地のような素朴さと、力強さ。
風に舞うような軽さと、繊細さ。
融合する着地点ってどこなのか。
考えていた事への一つの結論。

自分は何をしたいのか。
それを中心に考えれば、答えは案外シンプルな事でした。

何だか思わせぶりになってしまった 笑。
ぱっと見た空気はいつもと変わりません。
覗き込むように見て、触れて、何かを感じてもらえたら嬉しいな。
まずは手を動かす。
長い旅の始まりです。









 4.12
インスタグラムを始めて半年位。
色々な世界の人がこうして繋がり、情報も行きかうのだな…
驚くばかりです。

クラフトの世界も然りで、
中々会えない方、作品を見たことがある方。
点で繋がっていたものが線になり、嬉しい。
一方で、スローな自分には速すぎるような感覚も。
ただただ織っている事に、これでいいのかと焦ってみたり、
ネット上でのはじめましても、ヒラリヒラリとしなやかにはいきません 笑。

でも先日、インスタグラムを始めたことで出会えた方がいました。
作家にとっては、自分の世界観を発信できるよいツールだと話すその方は、
ご自分の事もまっすぐに、丁寧に話してくれた。
また会いたいなと思いました。

私も自分の世界を淡々と発信していこう。
そして、自分が本当に求めているのは、生身の人間なのかもしれないな。
人付き合いは苦手なのに、不思議なものです。









 2.22
今年の秋は「 うつわ萬器 」さんにて個展の予定です。
その打ち合わせにお店に伺う。
そして、久々にオーナーの久保田さんとお話。

「それはなぜ?」「その理由は?」
問いかけられる度に考える。
自分はなぜこれを選び、作ったのか。
そして、「私にはこう見える」と鏡の様に答えてくれます。
一人で黙々とモノ作りをしていると、
こういう方との出会いは貴重だといつも思う。

以前福祉の仕事をしていた時、
自分を育ててくれた心理士の先生にも同じように聞かれました。
「なぜこう言動したのか」「なぜこう思ったのか」
自分を見つめる作業は、
人相手でも、モノ作りでも、全く変わらない。
久保田さんにお会いすると思い出すフレーズです。

当日は沢田英男さんの個展を開催中でした。
ただ眺めていただけでしたが、
「そうそう。それでいいんだよ」
と背中を押してもらった気分。
人の気持ちを動かす、素晴らしい展示だった。









 1.29
年が明けて、
久しぶりに紡ぎ始めました。
私が織を習った先生は、羊毛を洗い、染め、紡ぎ、織る。
そして服地を作られる方でした。
私にとっても紡ぐ事は自然な事だった。
今でも紡ぐ事は好き。
淡々とした動作の中に静かな時間が流れる。
織りと同じです。

でも、形にするのが難しい。
今の自分なら、少しは前進できるのだろうか。

そしてもう一つ。
走る事を始めました。
走らなくなって一体どのくらい経ったのでしょう。
ゆっくりだけれど、汗をかくのはやっぱり気持ちがいい。
でも、続けることが難しい。
どんな事でも一緒です。

今年もよろしくお願いいたします。










17.1-12