5.1 |
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小学生最後の1年。 息子の野球は春の公式戦が終わりました。 2番キャッチャーで先発。 久々の捕手は大丈夫なんだろうか…という心配をよそに 「1回の表、声出していくぞ!」 ホームベース上で声を張り上げる息子の姿が。 何だか胸が熱くなる。 所属するチームは所謂「スポ少」と言われる団体です。 親も子も。入ったその日からチームの運営者として働かなければなりません。 苦労が無いと言えば嘘になる。 学校から帰った息子が「グランドに行ってくる」 とグローブ、バットを片手に慌ただしく家を飛び出していきました。 奥手な息子が、野球を介するとこんなにも大きな一歩を踏み出せる。 その姿が全ての答えなのだろうと思う。 とうとう最後の1年か。 悔いなく全うできますように。 |
3.13 |
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takaseさんでの在廊日。 2冊のアートブックを持ち帰りました。 「A PARALLEL WORLD」 身近な場所から切り取る光の風景。 例えば圧倒的な自然の中に身を置かなくとも、 ハッとする瞬間は目の前にあるのだという事。 「The Walls of Suzhou Gardens」 ただただ壁の経年変化。 私はこれを見て自分を振り返ろうと思いました。 脱線するなよと。 たとえ少ないワードでも、ピンとくる一冊を見つける事を手伝ってくれます。 それは高瀬さんや本を通して、自分はこんな人間だと気づく作業でもある。 高瀬さん自身も普段穏やかな本を選ぶ方が突然ダークな本を選ぶ。 そんな場面に驚くこともあるそうです。 同じ壁の写真集を購入したスタッフのみほさんは 「ゾクゾクした」と話されていた。 素敵な選ばれ方だと感じました。 次回は自分をもっと開放して選んでみたいな。 自分はこういう物に惹かれるのかと。 そんな体験になると思います。 |
2.2 |
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「余白」終了致しました。 難しい状況の中で足を運んでいただいた皆様。 ご購入いただいた皆様。 そしてtakaseの皆さん。 感謝致します。ありがとうございました。 自分にとって展示会とは一瞬の花火みたいなもの。 一人織る時間の方が圧倒的に長いので、 途中自分がどこに向かっているのか、 何のために織っているのか、分からなくなる時がある。 在廊してお客様と対するのは約1年ぶりでした。 当日の展示風景は素晴らしく、 「一つ一つに向き合ってほしかった」と高瀬さんは話されました。 制作には時間がかかること、なぜこの肌触りかということも繰り返し訴えてくれる。 「感動しました」お客様からは嬉しい言葉をいただきました。 自分が淡々と取り組む事柄を、外からはこう見えますよと教えてくれる。 ブレない姿勢。とは自分の事なのかもしれないけれど、 そうありたい。ありつづけたいなと強く感じる展示会でした。 選ばれた布は使い手の元へと旅立ちました。 おそらく一番長く時を過ごすのが使い手の元。 手を動かし、華やかな展示会を経て、その先にある布にもより目を向けなければ。 そんな事も感じています。 また淡々とした日々が始まります。 心に残る時間をありがとうございました。 皆様の元で布がお役に立つ事、願っております。 |
1.13 |
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takaseにて展示会をさせていただきます。 店主高瀬さんとは歳も同じ位で、ご近所の出身。 同じ時代、同じ土地で何を思い過ごされていたのだろう。 一周回って今、この様な繋がりを持てる。 有り難くて、嬉しい。 ご一緒するお店の方は皆さん作品や作家をリスペクトされ、 紹介する事にものすごく献身的です。 高瀬さんもそう。 恐縮するばかりでなく、私も応えなければ。 今回新しい物を作ってみようと色々考えてみました。 出来上がったのはただの「大きな布」。 あんなに考えたのに、とても普通。 でも、自分の正直な気持ちが形になったと感じています。 takaseの空間も体験していただきたい。 皆様のお越しをお待ちしております。 山口ミスズ 「余白」 takase 埼玉県さいたま市緑区宮本2-19-14 1.22(土)ー 2.1(火) 土日 11:00-18:00 平日 13:00ー17:00 休業日 27(木) 作家在廊 22(土) |